【大阪関西万博】今更だけど・・・ミャクミャクって何?

EXPO2025

2025年に開催を控えた大阪関西万博。

赤と青のコントラストが鮮やかな、大阪関西万博の公式キャラクター“ミャクミャク”を見かけたことははありますか?

近頃テレビ番組にもプロモーションのために登場することも多くなってきたミャクミャク。

今更聞けない、ミャクミャクの性格や出身地、はたまた誕生の過程までを振り返っていきたいと思います!

動きも、手足をちょこちょこ動かすしぐさもとってもかわいいよね!

『ミャクミャク』基本プロフィール

赤い部分は「細胞」増えたり分かれたり。青い部分は「清い水」流れるように形を変えるんだとか・・・!

出生地関西のどこかにある小さな湧水地。
性格人懐っこいが、おっちょこちょいでよくポカする。
特技色々な形に姿を変えられること。雨上がりに虹を見つけること
好きなことあらゆる生物や物事と触れ合うこと。

また大阪関西万博公式サイトによると、

  • 細胞と水がひとつになって生まれた不思議な生物
  • 太陽の光を浴びることが元気の源。
  • 一方で雨の日も好きで、雨を体に取り込むことができる。
  • いろんな姿に形を変えることができ、人間の姿を真似ているのが現在の姿。

とのことで、まだまだ謎の多いキャラクターであることは間違いなさそうです。

応募総数1,898作品!?

ミャクミャクのキャラクターデザインは一般応募からの選考方式で決定しました。

2021年11月1日から2021年12月1日の応募期間に応募総数はなんと1,898作品

デザイン審査員には、無印良品やクロネコヤマトのデザインに携わった原研哉氏を中心に大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』のゲームデザイナー堀井雄二氏など著名なデザイナーが多く参加しました。

また選考過程での一般意見募集では、40,704件もの意見ももらい、最終候補作品3作品の中から選ばれたのが、現在のミャクミャクのキャラクターデザインです。

ミャクミャク キャラクターデザイン 山下浩平氏

デザインを手掛けたのは、mountain mountain名義でデザイナー活動を行っている、山下浩平氏。

山下浩平
1971年生まれ。大阪芸術大学卒。2023年 関西元気文化圏賞 特別賞受賞。デザイン・レーベルmountain mountain名義で活動。やましたこうへい名義で絵本作家としても活動。『ちびクワくん』シリーズ。『まんが 星の王子さま』。そのほか教科書の挿絵イラストも執筆。

教科書や絵本など子供向けデザインを多く手掛けているからこそ、インパクトはありつつ、年代を問わず親しみやすくかわいらしさもあるキャラクターが生まれたんですね。

ミャクミャクの名前の由来

“ミャクミャク”という名前も選考により決定されました。

キャラクターの愛称を募集したところ、2022年4月26日から2022年5月16日までの間になんと33,197作品も応募がありました。

その中で選ばれたのが“ミャクミャク”という愛称でした。

ミャクミャクという名称は2名から応募がありましたので、2つ紹介したいと思います。

コンセプト1

今まで「脈々」と受け継がれてきた私たち人間のDNA、知恵と技術、歴史や文化。変幻自在なキャラクターは更にあらゆる可能性をその身に宿して、私たち人間の素晴らしさをこれからも「脈々」と未来に受け継いでいってくれるはず。

そんな希望を込めて「脈々=ミャクミャク」と名付けました。
またミャク=脈であり、生命そのもの。

ミャクミャクという2音が続く様は、命が続いている音にも聞こえます

作者は、川勝未悠さん。1984年生まれ。

コンセプト2

初めてキャラクターを見たとき、赤色と青色が動脈と静脈を連想させたため。
また、万博のテーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、「脈」という言葉で表せられると思ったため。

作者は作田陽向さん。2002年生まれ。

いずれも、キャラクターの特徴を捉えていて、且つ万博の文化や技術などさまざまな繋がりを感じさせる、ぴったりなコンセプトだと感じました。

またシンプルで親しみやすい!キャラクターの愛称としてぴったりですね。

ミャクミャクの声初公開!

2024年4月13日。ミャクミャクのが初披露されました!

大きな声で「こんにちはー!」と挨拶するミャクミャク、とってもかわいいですね。


様々な人の思いや気持ちがこもって生まれたミャクミャク。

大阪関西万博でも、そしてこれからも愛されるキャラクターになること間違いなしです!

今後もミャクミャクの活躍に注目していきましょう。

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